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家Rei坊(SPC10)


十数年前に販売されていた充電式スポットクーラーです。

あまりホコリをかぶせておくのもイカんだろうな、ということで10年ぶりにタンクを水で満たし動かしてみました。十分、涼しい風を発してくれております。ひと夏、使ってみようと思います(^^
ちなみに、なかを開けると薄い木板を並べた(だけの原始的な)気化フィルター部がのぞいて、こんな感じ

説明書の1ページには、こうあります──
 「このスポットクーラー『Rei坊』は気化材にしみ込ませた水を気化させて熱を奪い吸入口より吸い込んだ空気を冷やして冷風にしています。このため使用場所の湿度が高いときには吹き出し風の温度があまり下がらない場合もあります。また吹き出し風には水分が多く含まれていますので冬季の乾燥しているときには加湿器としてご利用できます。」

ま、要するにこりゃ《冷風扇》です。まだこのテの省エネ型冷房機が一般家庭に出回っていなかった頃の、まさに時代に先駆けた製品でした。

開発したのは石川島播磨重工業の子会社で、石川島芝浦機械という、一般にはまだ耳なじみの薄いメーカーでした。サイズはH303×L383×W237(単位ミリ、ダクト部分を除く)。当時は“小型な”クーラーでしたが、今見れば結構デカいし、重い(約5kg)です。

外見は見ての通り、(実験的製品にしては)ずいぶんと“愛嬌”がありました。ダクトを延ばせば、どう見ても『子象』そのものですな(笑)
しっぽ(後部)のあたりに留め金が付いていて、その留め金を外すとアタマの部分(冷却装置)全体がペコリとお辞儀したように前に倒れます。するとお尻に大きなトレーが口を開け、そこに水を注ぐようになっていました。

気化材に徐々に水が浸透するように、トレーには豆腐4丁分ほどもあるスポンジ!?が沈ませてあります。指定の線までひたひたに(ってカップラーメンかよ:笑)注いで1.5L弱の容量ですから、強風にすると1時間おきくらいに(こまめに)水を足してやる必要がありました。初期の冷風扇はけっこうアナログな子象ぃゃ構造で、実に世話のヤケる動物だったのですよ。

もしこいつがこれほどファニーな顔してなけりゃ、そのうち世話がいやになって蹴っ飛ばしていたかもしれませんねー
 


http://www.ihi-shibaura.com/ozone/


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投稿者 すっぽんはむの空間
カテゴリー 家電化製品
メーカー:
 石川島芝浦機械
年(代):
 1995年6月

08.7.20更新


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