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折る、贈る。 |

とても良い本です。久々にリスペクトしたい気持ちでいっぱいなので、登録します。
「折形」の本なのですが、私は「折形」そのものすら知りませんでした。室町時代に武家の礼法として確立し、現在まで伝わる贈り物の際の包みの作法....、それが「折形・おりがた」だそうです。
大切な人を思い、その思いを「もの」に託して贈る時、そのこころの思いは「かたち」になります。日本人は、昔からそうした贈り物をする際、和紙に包んで贈ってきました。こころをかたちにする作法。とても美しい日本の精神性が現れていると思います。この本は、伝統的な「折形」をデザインの観点から見つめ直し、現代の暮らしの中に取り入れる事を提案している折形デザイン研究所が、一年がかりで作った完成度の高い本です。
内容は、「折形」をキーワードに、贈る人と贈られる人が織りなす十篇の物語になっています。そこに登場する人物もそれぞれ素敵な人達で、それぞれに「思い」を「かたち」にしています。「贈る」という人間の行為の本質を、深く考えさせられてしまうちょっと哲学的な本でもあります。
私は、この本からたくさんの贈り物をもらいました。
そしてこの本自体が、未来に伝えていきたい「こころ」の「かたち」だと思いました。
※写真は....、
カバーの折りを変えると、この本を贈る際の折形になると言うのでやってみました。左端に赤いにおいが覗いています。水引きを結んでもよい....とあったので、紅白の紐を結んでみました。
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書籍03.12.9更新
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