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子どもに伝えたい「三つの力」 |

この本を読んで、ここ「関心空間」のシステムは、教育ツールとして非常に有効なんではなかろうか、と思った次第。
著者は、『声に出して読みたい日本語』で話題の斎藤孝氏。昨今、さかんに言われる「総合的な学習」「ゆとりの教育」「生きる力」といった耳障りのよい言葉が、抽象的で空疎で具体性を欠いた単なるキャッチフレーズに過ぎないことは、筆者が指摘するまでもない。では、求められている「具体」は何か? 筆者は「生きる力」の基本とは「コメント力・段取り力・まねる盗む力」であり、それらこそが教育の現場で子供たちに伝えられるべきであるという。
詳しくは本書を読んでいただくとして、斎藤氏が、それら「3つの力」を身につけさせるために実践しているメソッドが、この「関心空間」とオーバーラップして見える。
もっとも顕著なのが、「偏愛マップの交換授業」というもの。生徒が自分の好きなもの(キーワード)を列挙し、それをマップ化(相関関係のあるモノをつなげていく)したものを、他の生徒と交換し、それにコメントをつけていくというもの。立ち読みする機会があったら、149ページに掲載されている、とある生徒の「偏愛マップ」を見て欲しい……まんま「関心空間」である。
その他にも、ここ関心空間が楽しくて仕方がない人には、「わが意を得たり」とニンマリすることが多いだろう。
関心空間がなぜこんなにエキサイティングなのか。そして関心空間がどんな可能性を秘めているか。現在の自分の最大の関心事の一つ(子育て)ともダブって、なかなか面白く読めました。
これは担当編集者のアイデアらしいが、表紙のイラストに松本大洋を持ってくるあたり(本文中でも引用されている)も、この先生なかなかやるなという感じ(笑)。
#「中目黒の集い」(http://www.kanshin.com/index.php3?...)でも話題に出たので、ageてみます(^-^)
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書籍02.3.29更新
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