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「リトル・ダンサー」スティーヴン・ダルドリー@陰影を見落としがちな英国映画 |
バレエ・ダンサー志願の少年の成長を描く感動作というキャッチなのだが、ラスト、成長した主人公が「白鳥の湖」の舞台に出ようとする場面がある。このときのバレリーナと言うべきかダンサーが全員男性で吃驚した。
あれえ、どうしてかなあと不審に思い、検索して判明。
成長した25歳のビリーとしてステージに立つダンサーを演じるのは、あの有名なアダム・クーパー。英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパルで、のちにht退団。 AMP(アドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ)の、マシュー・ボーン振付による従来の解釈とまったく異なったバレエ『SWAN LAKE(白鳥の湖)』で白鳥/ストレンジャーを演じる。 このAMP版『白鳥の湖』は白鳥たちを皆男性が演じる。
とのことだ。寡聞にして知らなかったのだが、アダム・クーパーという有名な男性ダンサーがラストに出ていた人なのだ。そして、白鳥たちを皆男性が演じる「白鳥の湖」というダンス演出が世の中には存在するのだ。
そしてまた、もうひとつのこの映画のテーマは
映画のオチは、「バレエを踊るからっていってオカマだとは限らないんだ!」と強く主張していた少年が、案の定オカマになっていたというもの。
これも一応描かれているのだが、迂闊な観客としては見過ごしがちである。
ということで、英国、サッチャー政権下の労働者階級の文化と暮らしに対する理解が深まる作品である。逆に言うと、こうした事情を知らないと陰影を楽しめないということだ。
いやあ、映画って面白いですねえ、いや、検索ばかりして映画を観ている不届き者の所感であった。
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詳細をみる 08.7.2更新
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