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スカイクロラ |

映画監督押井守の新作スカイクロラが8/2公開されるが、期待半分・失望半分。学生運動の名残りを受けて、「欺瞞に満ちた平和と、真実としての戦争」をテーマにした作品が多い中、ハリウッド映画化やスポンサー寄りのエンターテイメント映画になってしまうと、政治問題も社会問題も謎解きも薄まってしまい、つまらなくなるのが押井守です。(2,000人近い関係者を1つの思想でまとめるのも大変だとは思いますが)
15年前に公開された映画の中で、911テロの手法を思わせる横浜ベイブリッジ爆破や、破壊活動防止法の適用(当時はオウム事件)、自衛隊海外派遣(当時はPKO)、在日米軍の圧力、自衛官が日常的に町中を警備する状況などを現実的に描いた作品。
15年後の今改めて見ると地下鉄サリン事件やアメリカ同時多発テロ事件等の大都市における無差別テロ事件、自衛隊派遣など、映画の中の世界が現実となっており、それらを踏まえて映画を見ると、それらを読み解く示唆に富む点が多い。特に破壊活動防止法はオウム事件に関連して世間に認知される以前の事であり、映画で取り上げられた珍しい例としても知られている。
新作のスカイクロラ原作を読んだ押井監督は15年前の「欺瞞に満ちた平和と、真実としての戦争」というテーマに続く作品としてこの原作を選んだのだと思う。恒久的な平和が続いているが故に行われる「ショーとしての戦争」を現代を生きる多くの若者たちに重ね合わせ、その気分を丸ごと表現すること。今を生きる現代人の、空虚な生の正体に肉薄することに焦点を当てたという。(昨日起きた秋葉原の通り魔もこの気分に当てはまりますね)
そして、若者に上記のメッセージを伝えるために、これまで押井守がやってきた難解で膨大な台詞を介して描く手法は今回は使わないとのこと・・・・。
■スカイクロラ: 加瀬亮、菊地凛子が主演声優に 谷原章介、栗山千明ら豪華布陣集結
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/...
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