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何のための裁判員制度か@安田好弘
土曜日
四月の旅人 死刑を宣告された彼の位置に立てば、問うべきはきっと高裁にいたる以前の刑事・検察官の取調べ(と、このときの担当弁護士のやる気)なのでしょう。この国は、起訴したら99%有罪──検察・警察と裁判所はよほどのことがない限り、量刑はともかく同じ判断をします。密室での自白が主たる証拠なら、常に冤罪の可能性をはらんでいますし、明日が不幸なら皆さんの身にも無縁ではないかもしれません。
土曜日 世の中の多数派が、せめて、事実は立体的ということに気づいてくれることを願います。それが社会の成熟ということだと思うからです。
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