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『監査難民』/種村大基 |
「監査難民」とは、監査法人から監査を辞退される企業のこと。
監査法人から監査を辞退されると何が問題かというと、監査報告書が提出できない事態になり、その企業は上場廃止になることだ。現在日本はみすず監査法人の解体により3大監査法人に減少し、なおかつ、みすずの解体の契機となった粉飾決算問題から、より厳格な監査が監査法人には求められ、その結果、監査法人は監査契約を結ぶ企業を選別する傾向にある。つまり、少しでもリスクのありそうな企業や収益につながらない企業は監査が受けられず上場廃止になるということ。
ルールを局面に応じてどう運用していくのか、という点を深く考えさせられた。それから、「監査なんてやりがいがない」という生の声。もうひとつ、みすずの解体の引き金はもちろん自らの不正行為だが、より高レベルの基準でもって業務を遂行しているPwCの存在。やはり、最後に勝つのは高いレベルで仕事をする自律性のある企業なのだ。
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