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空からきた魚…アーサー・ビナード |
類まれなる日本語使い、アーサー・ビナード氏のエッセイ。
なんということのない毎日を、いろいろな発見で満たしていくと、「ほっこり」が増えるのだな、と思いました。個人的には、子供の頃の音楽教室の話と、チップの話、ダンゴムシを落としてみる話、お豆腐やさんの異文化コミュニケーションの話が好き。
それにしても、ケータイ小説とか、若い日本人作家(<と言われている人たち)の書く日本語が、どうにも悲しいぐらい崩壊している今日このごろ、こういう丁寧な日本語を見ると心がキレイになる気がします。丁寧、というのは敬語がちゃんと出来ているとかそういうレベルの話ではなくて、言葉の選び方とか繋ぎ方が、何か糸を紡ぐかのようにつつましやかで、なんというかこう、丁寧なのです。ああ、自分の表現力のなさが情けない。もう一冊、アーサー・ビナードを読んで表現力を磨こう。
<アーサー・ビナード氏 略歴>
1967年、米国ミシガン州生まれ。
20歳の頃渡欧、ミラノでイタリア語を習得。
コルゲート大学英米文学部卒。
1990年に来日、日本語での詩作を始める。
詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞受賞。
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詳細をみる 08.3.28更新
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