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絹の道 |

八王子は“桑の都”と称されるように、古くから養蚕と機織りで栄えてきた。
地元には「桑乃都」という銘酒があり、八王子駅北口に設置されたペデストリアンデッキはその名も「マルベリーブリッジ(桑の橋)」。甲州街道沿いには、創業100年になろうとする荒井呉服店──ユーミンのご実家もある。
江戸末期、横浜が開港される──。地元はもちろん長野・山梨・群馬方面から輸出用の生糸が、港へと運ばれるようになる。その際に使われたのが浜街道、通称“絹の道”。その後、鉄道の開通とともに衰え、現在はほとんど一般道となっているようだ。
わずかに、大塚山公園と「絹の道資料館」の間1kmあまりは未舗装のまま、往時の面影をとどめている。1996年には、文化庁選定の「歴史の道百選」に都内で唯一選ばれている。
“鑓水商人”の屋敷跡に建設された資料館には、かつて栄華を誇った彼らの遺物などが展示されている。休憩スペースも館の内外にゆったり設置されているので、ウォーキングに疲れた脚を休めるのにもよい。敷地内禁煙。
道は、八王子市の史跡にも指定されている。
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