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すみれの花の砂糖づけ |

みんなわたしよりずっと長生きすればいいのになあと思っています。
誰かを亡くすのはとても悲しくてつらいので、わたしは逃げたくて仕方がありません。
怖くて怖くて仕方がない。
どんなに悪いひとでも、ばかみたいにいい人でも、
みんなずっとずっと長く、がやがやと騒がしく生きていてくれたらいいのにと思う。
ことに父や母や恋人を失うことを考えると、
いつかは向かえなければならないのにもかかわらず、いまだに心の準備ができずにいます。
江國さんの詩集のなかの「父に」という詩。
心が掻き毟られ、三度読んで三度泣いた。
誰かを失ったときの、時間を経た感情が淡々とつづられていた。
癌で倒れた祖母の姿と、彼女の御父様が重なり、
「死にたい」と言われたときに、わたしも "じゃあもう死んでいいよと言ってあげたかった。
言えなかったけど。"
最近流行りの、主人公が病気で死んじゃう恋物語が嫌いです。
ばかみたいだと思う。死ぬってそんな軽々しいものか、と。
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書籍08.2.20更新
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