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Do Da Dancin’! ヴェネチア国際編 |
業界系漫画が増えたと思う。
「医龍」「バーテンダー」「のだめ」「ハチクロ」他にも沢山。
だが、そこに何らかの真実が描かれている漫画は数少ないと思う。(因みに先日、「のだめ」読者にかなり詰め寄られて面倒だった。フランスの音楽留学経験者とパーティーに出席した際に、隣席の男性が「のだめ」の話を真に受けていて、ずれた質問を繰り返すのだ。そういうのは迷惑なので止めてください、お願いします。)
バレエというのは漫画のモチーフに愛されて止まない。その美しさ、女ばかりの独特の空間、愛憎、70年代の少女漫画にぴったり。
しかし、殆どの漫画がその真実を描ききれていなかったのではないか。
この漫画は、どこかでバレエの真実を描いていると思う。
バレエとは選ばれた人にしか神様が降りてこない舞踏だ。
多くのプロを目指す少女たちは、小学生くらいからコンクールを目指し、なんらかの足がかりを掴もうと必死だ。高校になってから将来を考える、そんな悠長なことは言えない。
体が大きくなればバランスは取りにくくなる、女らしく肉感的になれば重くなる、重力に逆らい、小さな点で床を掴みつま先で立つ、その如何に不自然でストイックなことか!
芸術性と表現力、それらが身につくのは当然、年を重ねた後。だが、そのときには既に遅い、ことがよくある。
遅れてきたダンサー、桜庭鯛子。日本のバレエ界は「純真で無垢な」バレエを選ぶのか、「成熟された大人の」バレエを選ぶのか。
もちろん、「漫画」で「エンターティメント」ではあるのだけれど、ロリコンな日本の社会に対する一つの挑戦かとも思う。
元々は「ヤングユー」掲載だったので「Do Da Dancin’! 〜 」は集英社より出版されてます。
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