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本養老 孟司(ようろう たけし)


養老 孟司(ようろう たけし)

「『勇気をだせ』という言葉がある。『勇気をだす』ということは、このラインから一歩飛び出すことだ。昔、男の子に『勇気をだせ』と教育されていたのは、『男の子』は、内気で、繊細で、背中を押さないとなにもしなかったからだ。反面、『女の子』は、そのままの姿でいると『元気』で『活発』『いきいき』としているものだ。ほうっておいても、そうなるようであれば、「教育」する意味はない。だから、男の子には、『勇気をだせ』『男らしく』と教育したのだ。ほうっておいても、そうなる(勇気をだす、男らしくなる)のであれば、『教育』の意味がないもの。」
対談相手:だから、女の子は元気なので、「女らしく」といわなければいけなかったのですね。

朝のテレビをみていて、「ほう!」と思った。たしかに、うちにいる男の子も、まさしくそうだ!
学校では、いつも隣の席の女の子に背中をおされている。そのくせ、他人から自分がどうみられているか、気になるらしい。フクザツな男(の子)心は分からないと、母は思うのであった。
一言で言うと、ちっとも男らしくはない。これなら、男の子に「男らしく」と言って育てたくなるのも分かる。

対談は、さらに続く。
「中学生時代に、問題なく過ごした生徒には、注意しているんですよ。今のシステムでは、それに合わない人間のほうが、当たり前だ。つまりシステムに合わずに、「問題のある」とされた子のほうが当たり前だ。以前読んだエッセイの落ちで、外国人留学生が『日本人は生きていないね』というのがあった。日本人は、会社のために(組織のために)自殺する人がいる。それは、『生きていない』ということだ。」
・・・前半は分かったが、後半は、難しい。しかしながら、これにも元気づけられた。
そうか、小学校で問題ばかり起こしてくるうちの子は、それは、今の「システム」に合わないのは当然なのだ!(・・・なんて、大きな声では言えないが)

そして、虫の話。
「虫は、取っていると、生態やら、それにかかわる環境やら分かって、面白いんですよ。虫とり仲間は、『最近、会社倒産話が増えてきたけど、俺なんて、会社が倒産したら、虫取りが思う存分できていいけどなー。』といっている。虫取りをやっている人は『生きている』んですよ。」

・・・そうそう。「面白いものは、面白い。それに理由はいらないではないか。」というよう
…次(1/2p)


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投稿者 斉藤 礼美の空間
カテゴリー 本書籍

07.11.2更新


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