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ドニー・ダーコ |

2001年に公開された、アメリカ映画。
25歳のリチャード・ケリー監督、そしてドリュー・バリモアが製作総指揮(と出演)の送りだした「青春サスペンス映画」だ。
17歳の主人公ドニー・ダーコを演じるのはジェイク・ギレンホール。最近では「ブロークバック・マウンテン」「ゾディアック」に出演。
ドニー・ダーコ役のジェイクは、扱いづらそうな、つかみどころのない男の子を好演している。
あのニヤッとした顔の冷たさ...素晴らしく映画を盛り上げる。
ともに映画を盛り上げるのは、懐かしくも美しい曲の数々だ。
特にティアーズ・フォー・フィアーズの「HEAD OVER HEELS」そして、カバーではあったがエンディングで流れる「MAD WORLD」
映画の世界は、この歌から生み出されたかのようなベストマッチ。
ある日、ドニー・ダーコの目の前に、大きなウサギが現れる。ガイコツのような顔、全身は銀色のよう。着ぐるみに見えるが、何か超人的な(ウサギだから超人もなにもないんだが)チカラを持っているようでもある。
そのウサギから、世界の終わりまであと28日と6時間42分12秒だと告げられるわけなのだが...。
学校の授業では、なにやら妖しげな自己啓発セミナーを妄信する教師、そしてそのセミナー講師。
グレアム・グリーンの「破壊者」を授業に取り入れる教師。
攻撃的なクラスメート、お黙り!と相手を制して自分を守るクラスメート、一緒にイタズラをするクラスメート、ドニーを理解しようとするカウンセラー、そして転校生のグレッチェン...。
キーはたくさんある。
冷蔵庫のドアに書かれるメモ、死神オババの言葉や行動、挟まれる歌詞、ウサギの言葉...。
このあちこちにちりばめられているキーが、この映画への思いを尽きさせない。
切なくて、痛々しくて、暖かくて寂しい映画だ。
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映画・ビデオ07.10.20更新
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