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MEGADETH / Rust In Peace |

90年作品の4thアルバム。メガデスの革新的な活動は、デイヴ・ムステインの重度の左腕神経障害の発病による解散という02年まで、約20年にも及んだ。メガデスは、創立者、ヴォーカリスト、ギタリスト、そしてメイン・ソングライターであるデイヴ・ムステインの異様なまでのこだわりのビジョンの下で動き続けていたので、この解散はいたし方なかったのだが、彼らの残した音楽に酔いしれる日々はまだまだ続いていくことだろう。本日は、数ある音源の中から少しだけ彼らの魅力を紹介したい。
それは83年のこと、かのメタリカを追い出されたデイヴ・ムスティンがデヴィッド・エレフソン(b)とメガデスを結成したのがそもそもの始まりだった。そして、徹底的にメタリカに反発したデイヴは“インテレクチュアル・スラッシュ”を標榜し、高度な音楽理論とイマジネーション、卓越したテクニックを軸に音楽を展開することになる。メンバーチェンジを何度も行った後、85年にはデビュー・アルバム『キリング・イズ・マイ・ビジネス』を発表。聴いたことのない、独特のメタル・サウンドはコアなファンに熱く支持された。そして、鳴り物入りで米キャピトルレコードと契約し、86年には名盤の誉が高い『PEACE SELLS…BUT WHOS BUYING?』を発表する。テクニカルなクリス・ポーランド(g)とデイヴの感性のギターが交差し、辛らつな歌詞を交えるという計算された驚異のメタル・サウンドはリスナーの心を深く深くえぐった。そして、メガデスという名前はその後、常にシーンから注目される存在になったのだった。
『ラスト・イン・ピース』はメガデス黄金メンバーとも呼ばれるマーティン・フリードマン(g)、ニック・メンザ(ds)が正式加入した記念すべきアルバムだ。テクニックに加えて叙情的なギターを持つ、マーティンはデイヴをして「彼と出会えたことは俺にとって、奇跡的に幸運なことだった」と言わしめた人物であり、ニックのドラムはこれまでなかったパワフルさと緩急あるテクニックをメガデスにもたらした。そして、このアルバムの出来は想像を絶する衝撃を世界に与えた!
まず、歌詞は湾岸戦争に対する攻撃的な内容や現在アメリカが行っている政治政策に対する批判を表明(”ホリー・ウォーズ”(#01)のクリップでは生々しい映像を採用している)。堰を切ったように溢れ出すギターバトルと難解で
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CD・レコード02.6.22更新
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