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Bjork/Volta |

毎回まったく視点の違う作品を出し続けてリスナーを驚かせるBjork。今回も大胆な舵取りでまた新たな新極地へ向かいます。
http://worldmusic.main.jp/artist/...
様々な時代的要素を取り入れて1作ごとにそれぞれ真逆な方向性を提示してきたBjork。それでも作品に一貫して存在していた共通点とういものもありました。それは、外部に向かっての強靭な姿勢でした。Vespertineなど完璧なまでに静寂の世界を描いていますが、それでもその音をつぐんでいたのは時代の最先端のアーティストなわけで、「癒しの作品」というよりも「研ぎすまされた美の作品」という方が正しく、リスナーやメディアに挑戦を挑む姿勢は他のどの作品とも変わりありませんでした。つまり、今までのBjork作品というのはどこか鋭い感覚を研ぎすますことが、作品のクオリティー、自身のアーティスト性を高める第一の手段になっていたように思えます。
こうした方向性はセルフプロデュースになる頃には俄然強くなり、ユーモア感も失われ、色彩のない抽象的で神秘的な世界が広がっていきます。
果たして彼女はこれからどこへ行くつもりなのか?
そんな中リリースされた今作品。船で旅をしてレコーディングをしているということや、前作「拘束のドローイング9」の捕鯨船、スマトラ沖の津波の影響などから自然と海が作品を結ぶ鍵になっています。また、女児の育児期ということからも生々しい表現や複雑で都会的なビートも一掃されて、どこかチルドレンミュージック風でもある、甘味なテイストと温もりのあるメロディーが印象的な作品になっています。
ということで、この作品では、今まで最も重要視していた「感覚の先鋭化」を捨てて、今までお目にかかる事のなかった「感情の温もり」を作品の中心に据えて制作してます。(ワールドミュージック系アーティストの起用でも、エキゾチックな効果というよりも暖色的効果を重視した編集がなされてる気がします。)
第一線で活動するアーティストが、長年築き上げてきた砦を捨てて、こうした生身な表現で勝負するというのは相当なチャレンジ、または自信でもあるし、ここで暖かみを表現できたということは、これからの活動に新たな選択肢が広がったということで、アーティストとしてさらなる高見が見えてきたのではないでしょうか?
最後に、もう一つ。今
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CD・レコード08.1.27更新
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