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かもめ食堂 |

フィンランドでオールロケをしたという映画。日本とは違う独特の光線でとても澄んでいる光景と、純朴な人柄という、フィンランドの「空気」を見事に描いていると思う。
空を映した際の画面の色のきれいさに目を奪われる。それから性格俳優3人の存在感。よくよく考えるとかなりシュールな設定だが、淡々と静かにストーリーは運び、心にすっと落ちるような。最後にはそんなほのぼのとした心地よさを感じた。
私にとって数少ない海外渡航歴のある国で、しかも映画に見覚えのある場所が登場するという懐かしさ。確かにかもめがいっぱいいた(小林聡美が映画の一言目に「フィンランドのカモメはでかい」と語るが、そうだったかどうかは分からない)。
オープンマーケットや路面電車(片桐はいりのように実際に乗った)も街の雰囲気を醸す、思い出深き一コマであった。
非常に親日的で民族的にもアジアに近いフィンランドに行くと、ほかの国のような「異国に来たんだ」という違和感をあまり感じない。そんなニュアンスをこの映画は見事に表現していると思う。フィンランド政府観光局の全面的な「お勧めぶり」もよく分かる。↓
http://www.moimoifinland.com/...
私が行ったのも、映画の設定になっている白夜の時期で、空気の澄み方が映画の色の美しさになって表れているんだろう。
私の場合、なにせ一般家庭でのホームステイだったので、通常の旅では体験できないことをいっぱいしてきた。夜10時ごろまでは十分明るく、「裏庭」の湖でボートこぎをして遊び、それから「自宅」のサウナで汗を流して毎晩ビールを飲んでました。家自体が森の中にあり、少しガスがかかった朝の森の中を散歩し、もたいさんのようにキノコ狩りはしなかったがベリー摘みはした。行くと実感するのだが、形容詞通り「森と湖の国」だ。
ただ、フィンランド人はとても純朴で無菌培養のような人が多いのは間違いないが、みんなのーんびりしているとの描き方はちょっと違うような。過ごしやすい夏とは反対に、酷寒を過ごす彼らは、南国のようなのほほんとした性格ではない。生活レベルは高いし、IT先進国でパソコン普及率は高く、携帯でもノキアのある国なのだから。
料理はというと、サーモンを筆頭に魚はいつも登場。マーケットでもいっぱい売っているし、自宅でスモークする人も多いようだ。ただ、ザリガニを食う
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映画・ビデオ06.9.18更新
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