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Rumeの日記
07.2.22
歌舞伎座二月「仮名手本忠臣蔵」昼の部

 一日かけて、とおしで見て来ました。
昼の部の最初の幕開け前に口上人形がつく。口上人形というのは、後で黒子が操る文楽の人形のようなもので、舞台の配役名などを読み上げるもの。本来、文楽の演目だった「仮名手本忠臣蔵」の文楽の名残のようなものかなと思うが、とてもユーモラス。口上人形が偉そうに時折咳払いをしながら配役を読み上げるたびに客席から拍手がくる。
 今回はだいたい通し上映なので、普段歌舞伎座では余り目にすることのない大序がつく。大序がつくと歌舞伎座というより、国立劇場の復活上演をみているような気分である。幕が開くと、今まで静止していた舞台上の人物達が、命を吹き込まれた人形のように動き出す。歌舞伎は動かないでジットしているのも芸の内だな。
 昼の部で一番よかったのは富十郎、悪役だが愛嬌があり、同時に型が非常に美しい、いい師直だ。桃井若狭之助役の吉右衛門と塩冶判官役の菊五郎と三人揃った時のスケールの大きさは素晴らしかった。吉右衛門には大星由良之助を昼の部でもやって欲しかったが、お兄さんの幸四郎に譲ったか。桃井若狭之助という役は若々しいイメージがあるから、吉右衛門はどうかなあと見る前は思っていたが、見る前に思っていたよりずっと若々しく見え、怒りの演技にも迫力があった。菊五郎の塩冶判官は、丁寧で田舎の侍らしい素朴さはあるものの、気品を感じさせる出来だった。菊五郎がこういう品のいい役を演じる時は、亡き父の梅幸を髣髴とさせる。でも、菊五郎じゃなくちゃという役でもない。幸四郎の大星由良之助は思っていたよりは、セリフも聞き取りやすかったけど、うまいとまではいえない。なんか幸四郎が出るところだけ、「元禄忠臣蔵」なんだよな。それに、意外と今回よかったのが芦燕の斧九太夫。今までもういい加減に役者を辞めろとかひどいことばかり言ってたが、今回の昼の部の演技はセリフもちゃんと覚えているようだし、適材適所だったと思う。(とはいえ、一年に一度ぐらい普通の演技見せられたってねえ。普段があまりにもひどいし)時蔵の息子、梅枝の大星力弥もなかなか凛としたものを感じさせる演技。出来れば夜の部も梅枝で通して欲しかったなあ。最後の「道行旅路の花聟」の春の野辺は重苦しい場面が続いただけに華やか。時蔵と梅玉って、あまり一緒にやってるのを見ないが、結構相性はいいかも。時蔵が最近とても美しい。
 今日は、隣の席の人が上
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